ゴルフ初心者に守って欲しいマナー3選

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MALELANE, SOUTH AFRICA - JULY 03: The Leopard Creek Country Club, on July 03, 2004 in Malelane, South Africa. (Photo by David Alexander/Getty Images)

この記事では、ゴルフを始めたばかりの初心者ゴルファーに是非とも守ってほしいルールより大事なマナーについてまとめました。

子どもの頃から習っていたスポーツなら、厳しくルールやマナーについて指導を受けたことがあるかも知れませんが、

大人になってゴルフを始める人が多いでしょうから、マナーやルールをよく知らずにコースに出ることも少なくありません。

その時にきちんと教えてくれる人と一緒にラウンドすると良いのですが、同僚や後輩などとのラウンドだけでは

きちんと教えてくれない可能性があります。また逆に、威張って(笑)教えている先輩がマナー違反している場合もあります。

特に同僚や後輩などが指摘してくることはないと思いますので、もしかすると、

あなたは知らず知らずのうちに裸の王様になっているかも知れません。笑

というのは大袈裟ですが、ゴルフはみんなが気持ちよく楽しくプレーするために「マナー」が存在します。

この記事では、数あるゴルフのマナーの中から、「これだけは守って欲しい!」と誰もが思う最低限のマナーを厳選しました。

ゴルフ初心者の方は、是非とも最後まで読んでいただいて知識として学んでいただけると幸いですし、

ゴルフ歴が長い人も、これを読んでこっそり服を着ていただけたら非常に嬉しいです。

皆様のこれからのゴルフ人生がより楽しく有意義なものになるように祈っています。

ゴルフ初心者に守って欲しいマナー3選

1.プレーの進行を著しく遅らせることをしない

ゴルフにはいわゆる「スロープレー」と呼ばれるものがあります。ゴルフコースに行くと

「スロープレーはやめましょう」などと書かれている看板があります。

数あるゴルフのマナーの中で1番守って欲しいと思うのがスロープレーにならないようにすることです。

なぜなら、スロープレーは、同伴者、後続の全ての組のゴルファー、ゴルフ場、など全ての方々に迷惑をかける行為だからです。

ゴルフは一人ずつボールを打つので、同伴者が打つ時に他の人は黙って待たなくていけません。

”ものすごく時間をかける人”、”ルーティンが長い人”と同伴になると気を遣う時間が増えるのでストレスになりかねません。

また、同伴者がその人の遅れる分を取り返そうと慌ててプレーしてしまったりして、気持ちよくプレーできなくなります。

そして、組としてプレーの進行が遅れると後続の組が渋滞してしまします。後続の組は毎ホール待ち時間が発生し、

毎回ティーショットを後続の人のプレッシャーを受けながら打ち、これも慌ててプレーする羽目になります。

全体的にプレーの進行が遅れれば、ゴルフ場にもクレームが入り、ゴルフ場の評判も悪くなります。

このように、スロープレーというのは、ゴルフ場にいる多くの人に迷惑がかかってしまうものなのです。

なのでぜひ、まずはスロープレーには気をつけて欲しいなと思います!

とは言え、「初心者はボールはどこに行くか分からないし、ボールを打つ数もどうしても多くなるから仕方ない!

ゴルフ関係者はもっと初心者に寛容になるべきだ!みんな最初は下手だっただろう!?

そもそもスロープレーの基準が分からないよ!」という声も聞こえてきそうです。

そこで、無理せずにスロープレーに気をつけるコツを3つお伝えしたいと思います。

グループ構成に気をつける

初心者4人でラウンドすると当然時間が掛かってしまいますよね。だから上級者2人と初心者2人にするとか、

3人や2人でラウンドするとか、組の編成を気をつけるだけでスロープレーは防ぐことができます。

特に初心者の場合、プレーの早さや要領が分からないので、上級者と少数でラウンドするのがオススメです。

それにより、特に慌てることなくゴルフを楽しみながら学ぶことができるでしょう。

セカンド以降カートに戻らない

よく初心者が言われることが、「クラブ持って走り回れ!」という言葉です。プロみたいにティーショットを打って

セカンドでグリーンに乗せてパットを打つ。というゴルフができれば良いのですが、

初心者はそう上手くは行かないのでグリーンに乗せるまでに何回も打ったりするわけですが、

その度にカートにクラブを取りに行っていては時間が掛かってしまいます。

なので、セカンドショットを打ちに行くときに、UT、7i、P、ウェッジ、パターくらいをまとめて持っていくのです。

そうするとカートに戻らなくてよくなります。移動時間が減らせるのでスロープレーになりにくい方法です。

そして多少上達すると、アイアンの飛距離がだんだん分かってきて番手を使い分けるようになります。

そうなったら、セカンドショットに行くときにまずカートにいる時点で、ある程度の残りの距離を把握します。

そしてその距離の番手とその前後の番手の3本を持ちます。それと合わせてウェッジとパターを持っていけばもう

カートに戻る必要はありません。このようにカートに戻る回数を減らすように考えることでスマートにプレーできます。

アドレスしたら何も考えずに打つ

打つ回数が多い初心者は単純に1回のショットの時間をなるべく短くする必要があります。

なので、”サッと構えてサッと打つ”ことが重要です。とは言え、

ゴルフスイングのことを考えるとキリがありません。特にレッスンを受けている方は、アドレスの仕方、グリップの仕方、

クラブの上げ方、トップの位置、ダウンスイングの時のヘッドの下ろし方、インパクトの瞬間の顔の位置、、、等々

多くのことを意識して練習しているかも知れません。しかし、コースでこれらを意識的に再現することは不可能です。

スイングは考えれば考えるほど、上手く行かなくなり、最終的にはアドレスした時点で体が固まってしまいます。

そうしてアドレスで深く考えて固まった結果ミスショットを繰り返しスロープレーになる。という悪循環が起こります。

批判を承知ではっきり言えば、「考えても考えなくても結果は一緒です」なので、構えたら何も考えずにさっさと打ちましょう。

それでもスイングを意識したいというのであれば、意識することは1つだけ。百歩譲っても2つまでにしましょう!

どのみち意識できるのはそれくらいですし、経験から言うと”何も考えてない時の方が良い結果になる可能性が高い”です。

2.グリーンをきれいに使う(グリーン上のマナーについて)

話を戻して、ゴルフで守って欲しいマナーの二つ目ですが、グリーン上のマナーを守って欲しいと言うことです。

グリーン上のマナーは主に3つあります。

 一つ目は、グリーンをきれいに使うということです。足やクラブを引きずったりして芝生を痛めたりすることは

もちろんしてはいけませんし、グリーンについてボールマークはきちんと補修しましょう。

グリーンはゴルフコースの顔とも言える場所です。グリーンが凸凹しているゴルフ場には行きたくありません。

だから、グリーンをきれいに使うことはゴルフ場やそこでプレーするすべてのゴルファーにとって重要なマナーと言えます。

 二つ目は、同伴者が打つ時にはじっとすることです。普通のショットの時もそうなのですが、パターは特に慎重になります。

構えた人の視野の中で動いたり、物音を立てることはマナー違反と言われていますので、注意しましょう。

 三つ目は、他人のラインを踏まないということです。全員がグリーンオンしたら、すべてのボールとカップの間のラインを

把握して、踏まない(できれば跨がない)ように注意しましょう。これは上級者になればなるほど気になるポイントでも

ありますので、上手い人とのラウンドでは特に注意してほしいマナーになります。

3.卵を産む

ゴルフで守って欲しいマナーの三つ目は、「卵を産む」ことは絶対しないでください!ということです。

え?マナーっていうか重大なルール違反じゃん!と思った人も多いでしょう。

ちなみに「卵を産む」というのは、自分の打った球がOBもしくはロストした場合にこっそりポケットなどから

ボールを産み落とし、あたかも自分の打球が見つかったかのように見せかけることです。競技なら即失格レベルの重大な罪です。

なぜこんな当然のことを守って欲しいマナーとして紹介しているかというと、「ゴルフのレベルに関係なく一定数このような

せこい人がいるから」です。子どもの万引きと一緒で、一回やるとクセになるのか、常習犯になりかねません。

で、やはりこのような悪いことって絶対に見つかって噂は一瞬で広まるんですよね。

そうなると、ゴルフに限らずその人の信用はなくなりますし、仲間も離れていきます。

だからというわけではありませんが、卵を産むことは絶対にやらないようにしましょう!笑笑

番外編 他人のボールを勝手に拾う(間違って打ってしまう)

この記事を書きながら一つ思い出したエピソードがあったので番外編です。

他人のボールを勝手に拾うなよ!(打つなよ!)というマナーです。

私の知人が、誤って同伴者のボールをラフで拾い、その後のホールで「良いボール拾ったんだ」って自慢したら

同伴者のものだった!という珍事がありました。知人は同伴者のものとは少しも思わず、落ちていたから拾ったらしいですが笑

このパターンはなかなかありませんが、よくあるのは隣のホールから飛んできたボールを拾ってしまうパターンです。

同伴者含めて自分たちのボールではないボールがコース内にあった時に、安易に拾ってはいけません。隣のホールでプレーしている

人のボールが曲がって飛んできた可能性が高いからです。また、間違ってそのボールを打ってしまうこともあります。

同伴者においてもそうなんですが、必ずボールが自分のものか確認してから打つ。自分のボール以外には触れない。ことがマナーです。

まとめ

今回はゴルフで是非とも守って欲しいマナーについて本当に重要なポイントだけを厳選してまとめましたがいかがでしたでしょうか?

ゴルフは色々と厳しいマナーがあったりマナー警察がいて敷居が高いイメージを持たれている方もいるかも知れませんが、

昔に比べると、いろんな面でカジュアルになったりリーズナブルになったりしてとても親しみやすいスポーツになっています。

マナーというのは、周りの人が気持ちよくプレーできるようにあるべきものだと私は思います。

これはマナーだから。ということではなく、周りの人が気持ちよく過ごせるように気を配ることがマナーなのです。

上記のような基本的なマナーを守って、これからも共にゴルフライフを楽しんでいきましょう!

では、バイバイ!

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