1人でできる「SDGs」 〜今すぐあなたも参加可能〜

人生

最近よく聞く「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、

2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。

「SDGs」は「17の目標(ゴール)」と「169の具体目標(ターゲット)」によって構成されています。

こういうことを言うと、「世界の偉い人たちが決めた、国や大企業だけが取り組む凄いこと」だと思われがち

ですが、そんな大袈裟なことだけではなく、私たち一消費者にもできることはたくさんあります。

寄付や募金、清掃ボランティア、節電なども立派な「SDGs」への貢献と言えるでしょう!

この記事では、そのほかにも簡単にできる日々の具体的な貢献活動を5つ紹介したいと思います。

みなさんも普段の行動を少し変えるだけで貢献できることがあると思うのでぜひ参考にしてください!

食べ切れる分だけを買う

世の中には貧困や飢餓に苦しんでいる人がいますが、一方で大量の食品ロス(食料廃棄)が発生しています。

これは地球の汚染やCO2の発生につながっている問題です。それを少しでも減らすために日頃から私たちが

できること。それは「無駄に食品を捨てないこと」です。

飲食店で頼み過ぎて食べきれなかったり、買い溜めした食材がいつの間にか冷蔵庫で腐っていたり、、、

と言うことを、なくしていきましょう。これだけでもいいんです!こう言う小さいことの積み重ねなんです。

すぐできる簡単なことから実践し、習慣にしていきましょう!

見切り品を買う

スーパーなどで賞味期限が迫ったものは「見切り品」として値下げして売られています。これはもちろん

売れなければ処分されます。その見切り品を買って消費することで食品ロスを防ぐことができます。

簡単ですよね。見切り品を買って消費するだけです。値段も安く済むし社会貢献にもなる一石二鳥です。

私の場合は、晩御飯の食材をその日にスーパーで買うようにしています。その日に消費するものなら

見切り品でも全然大丈夫ですし、見切り品のもの(種類)を見て晩御飯のメニューを決めたりしています。

これによって、まとまった献立を立てる必要もなく、その日その日の見切り品食材を使ってできる料理を

考えるだけです。もちろん、全部が全部見切り品と言うわけではありません。ちょっと一目でもワゴンを

見てみるだけで良いのです。または同じ商品でも値下げされた商品を選ぶだけです。ケチケチ値下げ品を

選ぶのではなく、「地球のため」「子供や孫のため」に見切り品を選んでみるのも悪くないです。

地産地消を意識する

地産地消とは地元のもの(地元で獲れたもの)を地元で消費しよう!と言うことですが、これもSDGsに

繋がります。どう繋がるかという話ですが、まず現代はいつでもどこでも安価に全国各地のものが手に

入るようになりました。これを支えているものは「大量生産」です。「大量生産⇨大量消費」この先は、

「大量廃棄」です。今までの時代は大量生産(いかに安くたくさん作るか)が商売においても消費者に

とっても重要なことでした。しかし、今後は必要なものを必要な時に必要なだけ作り消費することが重要

になってきます。そこで、地産地消が良い行動になるのです。また、地産地消することにより長距離輸送

を減らしてトラックから排出されるCO2を減らしたり、地元(地方)の農産業を守ることにも繋がります。

地方の農家さんを応援しながら、新鮮で安全なものを口にし、大量消費時代からの脱却にも貢献し、

SDGsにも貢献できる!ぜひ、住んでいる町のものを積極的に選びましょう!!

乗り合わせるor公共交通機関を使う

マイカーを使わない(買わない)こともCO2の排出を減らすことになり、結果SDGsへの貢献になります。

自分自身が排出しないことに加えて、みんなが公共の交通機関を使えば渋滞も減ってアイドリング時間も

少なくなります。よってCO2の削減に貢献できるという相乗効果もあります。地方では難しい面もありま

すが、仲間と遠出する場合は乗り合わせるなど、できることからやってみましょう!

SDGsを意識している企業の製品を使う(買う)

製品をデザイン、価格、機能だけで選んでいませんか?それに「企業」も加味してみてはいかがでしょう?

その商品がどこで誰にどんなふうに作られているか知っているでしょうか?それを考えることから始まります。

例えば最近の安いアパレル製品はベトナムやウイグルなどの劣悪な労働環境や条件で大量生産されています。

ここで働いている人たちにとってはどれだけ低賃金であれ仕事があるだけマシ?なのかも知れませんが、

はっきり言ってこれは奴隷に近いものです。知らないとは言え、ここで作られた製品を買って使用する事で

間接的に奴隷を使っていることになります。と、これは極端な例ですが、自分の切るものや使うものを買う

時に、その価格や機能だけではなく、企業や作っている人のことを考えることもSDGsに繋がっていきます。

一度、自分の好きなメーカーや商品の裏側を調べてみるのも良いかも知れませんね。

まとめ

と言うことで、今回は「みんなでできるSDGs貢献」と題して、SDGsに貢献する方法を5つ紹介しましたが

いかがでしたでしょうか?SDGsを知らなかった方も、遠い存在だと思っていた人も、この記事を読まれた

事で、少しでも貢献できるものを見つけて実践するきっかけになっていただけたら幸いです。

では、バイバイ!

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